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2005.05.30【富野 由悠季】 満員御礼申し上げます

五月二十八日の初日と翌二十九日、東京、大阪、名古屋とご挨拶に回らせていただきました。それらの映画館のみならず、全国的にも満員との報にせっし、あらためて御礼申し上げます。皆様方のおかげで、恥をかかないですみました。初日にお会いできた方々は、テレビ時代からのファンでしめられたのですが、翌日には見事に若い世代のお客様と出会うことができたということも嬉しいことでした。そして、なによりも、皆様方の熱い声援と期待に接することができまして、あらためて、自分の立場を再認識する機会ともなりました。
 今回の作品は、けっして誉められた製作形態のものではないのですが、それでも、刻(じだい)を超えた物語に心を寄せてくださっている方々が、かくもいらっしゃってくれることに驚きながらも、感謝いたしております。おかげさまで、卑屈になることなく、皆様方の期待にこたえるべく、全力投球するしかないという自覚もいただきましたので、再びスタジオに帰ることができます。ご支援、本当にありがたく思います。皆様方もお身体ご自愛いただいて、それぞれの本分を尽くしてくださいますように、小生もまた頑張らせていただきます。とりあえず、心からのお礼を申し上げます。ありがとうございました。
2005.04.26【広報担当】 富野総監督×高橋良輔監督対談!

劇場公開を間近に控えた富野由悠季総監督に、高橋良輔監督が迫る“ガンダムの肝”。

 サンライズを代表する二人の監督の対談が、劇場「Zガンダム」公開直前の5月から一ヶ月間、インターネットで無料配信!
 富野由悠季総監督と高橋良輔監督は虫プロダクション入社以来、30年以来の仲で、サンライズにとっては創業期以来の名監督。馴染み深いサンライズ本拠地の上井草を散策しながら、高橋監督が劇場「Zガンダム」についてインタビューする。

ブロードバンド配信のバンダイチャンネルでは、この対談番組「オリジナルの肝」第11回を、5月一ヶ月間、無料配信。「オリジナルの肝」とは「装甲騎兵ボトムズ」などの監督、高橋良輔氏が番組ホストとなってアニメ界で活躍するクリエイターに“創作の肝”をたずねるインタビュー番組で、これまでにも豪華メンバーが主演されている。
>> バンダイチャンネル
2005.01.20【総監督・脚本 富野 由悠季】 ゼータガンダム Ⅰ 星を継ぐ者

 星=エース、であっても、時代とは無縁ではない。あれから二十年の歳月を経て現れたエースたちは、いやでも変貌する。物語の骨格は変らないのだが、そこで息づくエースたちは、新しい世紀の息吹のなかで、彼ら、彼女たちの命の脈動を溌刺とさせる。それが物語だと思うから、過去の沈潜へむかう物語からは訣別する気迫が全編にあふれる。そのような映画を目指した。